edited by DAIMARU MATSUZAKAYA
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前説 だから・・・可愛いだけじゃダメかもよ?の理由

文=ビューティ道場師範 麻生綾

「可愛い」で何もかも許されてきた美人さんも、ある程度のお年になったらその生来の武器が通用しなくなります。話術を磨いてこなかったがためのつまらない長話は誰も聞いてくれなくなり、メイクをしたまま眠ってもピカピカだった肌はいつの間にか年齢を感じさせるように……。はい、素材と若さ頼りの「可愛い」は、日に日に目減りする運命。「可愛い」だけじゃこの先、結構難しいのです。気づきとともに正しく努力しないとね。鍛えていかないとね。
一方、若い頃あまり恵まれなかった人はこれからが逆転のチャンス。アリとキリギリス、ウサギとカメではないですが、たゆまぬ地道な努力……たとえばスキンケアや気をつかった食生活などは、長じるほどに報われてきます。うーん、その収支決算においては神さまって案外平等かも。
というわけで皆さま、知恵を使い知識を蓄えて、それぞれにビューティを頑張ろうではありませんか。

美体育馆教练麻生绫

Vol.1
季節の変わり目に。「備えあれば憂いなし」

漫画旁白 漫画旁白

一、肌のトラブルは肌自身が治すもの。化粧品は伴走者と心得よ。

いきなりですが最初に断りを。「コスメで肌のトラブルは治りません」。
タイトルに「備えあれば憂いなし」と掲げつつ、身も蓋もないことを申し上げて本当にごめんなさい。でもコスメは薬ではありません。ましてや魔法でもない。揺らぎやトラブルに立ち向かい、克服できるのはあなたの肌自身のみ。これは真実です。

でもコスメ、そんな頑張る肌を一番近くで見守り、サポートすることはできます。ていうか、それが特技です。イメージするなら「マイナスに落ち込んでいる肌を0地点に戻すお手伝い」でしょうか。もっとも最近のコスメは優秀ですから、さらに一歩踏み込んだ「0地点からプラス方向へ押し上げるお手伝い」ができる製品もあります。が、それは肌の調子が万全なときにお呼びするもの。揺らいでいる状態で頼るべき製品ではありません。ほら、RPGにも回復魔法を得意とするキャラと、攻撃魔法を得意とするキャラとが存在するではないですか。HPが足りないときは、どちらで戦います? そういうことです。

前段が長くなりすぎましたが、今回のテーマ「季節の変わり目」について。何かとストレスフルな昨今は四六時中肌が不安定かもしれませんが、とりわけ春先は悩みが多いのではないでしょうか。気温や環境の変化など原因は人によってさまざまと思いますが、先に述べた理由から、慌ててあれこれ手当たり次第に塗りまくっても無駄。むしろ、ともすると肌を迷わせる結果ともなります。とはいえ、何もつけないという選択は大人の肌には辛いので、普段からいざ揺らいだとき用の信頼できるミニマムな応援部隊を組んでおけば、肌はもちろんメンタル的にも安心です。
コスメは伴走者。スキンケアレースに参加し、道の真ん中を走るのはあくまであなた。優秀な伴走者に巡り合えたら、きっといい記録が出せますよね? そういうことです。

常備コスメの決定版!
麻生師範オススメの季節の変わり目応援コスメ

PROFILE

麻生绫/ASO AYA

美容編集者/ビューティコンセプター/
ビューティエッセイスト

麻生綾/ASO AYA

女性誌の美容ページ担当歴30年、また『25ans』『婦人画報』(ハースト婦人画報社)、『VOGUE JAPAN』(コンデナスト・ジャパン)各誌で副編集長、『etRouge』(日経BP)で編集長も務める。幅広い美容知識と軽妙なトークによる講演、メディア出演も多数。